- 作者: かじいたかし,皆村春樹
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2012/01/30
- メディア: 文庫
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
今回は某所に一昨日あたりにあげた、この文章の転載から行ってみよう。
僕の妹は漢字が読めるの3巻を読んでたわけですよ(最近このラノベの話ばっかりですみません。セクハラ満載なのに続きが気になるんです)。
ラジオの、リスナーからのお便り紹介シーンで。
どうして胸が小さいほうが望ましいんでしょうか。普通は大きい方が望ましいと思うのですが。というお便りが来まして。
パーソナリティが妹萌えのロリコンの変態なので、こう答えたんですよ。
例えば日本のテクノロジーは、小型化、軽量化の歴史でもある。電化製品など、日本人はなんでもコンパクトにするだろう? これは、小さいほうが控えめで良いという価値観が何百年も前から根付いているからなのだよ。
これを読んで私は強烈なデジャヴに襲われました。
iPadが発売される際に、iPad→iPhoneのほうが、日本人の好む進化の仕方なんじゃないかと言ったマイミクシィがいたんですよ! 貧乳のおまけ付きで! 誰だか覚えてるけど名前は書かないでおく。
いやあ、吹きそうになりました。
後から笑う。
同じ頃に私は、「iPadとiPhoneって似てるの?」「全然似てねえよ! AカップとDカップくらい違うよ!」という、ツイッターに載ってたバカなやりとりが忘れられなかったのですが。
今回はまずこのデジャヴを語っておかねばなるまいて。
この先生、変質者だけど教養はあるんだよねw
さて。
のっけから首相の設定に関してんなアホな、な説明があり。
他、裸の背中に文字を書くとか、幼女をえんえんローアングルで追いかけるとか、それ子供向けじゃないだろ! というものが、子供向けとして放送されているようだ。この世界に18禁て概念、あるんだろうか。子供のころから性がアニメという形で氾濫しているこの世界、フェミニストの意見は抑え込まれてるんじゃないだろうか。もの申す系の二次創作が浮かびそうになる。
結婚できなかったら「2.5じげんこ」の代理母になって保障を受けよう、人間が二次元キャラの代理なんて癪だけどあはは、て女の子の本音がちょろっと聞けたのは良かった。
で、主人公がこの「2.5じげんこ」なんだよね。21世紀人のユズは激昂してたけど。人間の男性とアニメキャラの間に生まれた子のことを言い、差別もあるそうだ。
主人公が変質者的な過去の数々の行動も書かれた。
さて今回は、主人公の実の妹が現れて、義妹クロハやミル、ユズたちは面白くない修羅場展開。途中からギンとクロハの将来も絡んでくる。
押し付けがましくなければ、文化特区の方が住み良さそうだなあ。
次巻も読みそうだ。
追記:
裸の背中に文字を書く、って、昔、百合ものの官能小説で読んだことあるぞ。文科系部活の活動でペア組んで、背中に文字を書かれて付き合いはじめて、高校卒業後に、先輩の裏切り・結婚で別れる。その後後輩は後輩や男とやったりして、先輩と再会、先輩をダマして結婚した男がラスボスで出てくるけど乗り越えて、4Pでハッピーエンド、ってそういう小説でした。私にはキツかったです。これ以来、いわゆる男性向け官能小説は読んでないはずです。