「十字屋敷のピエロ」
かなり前に、とある浜友*1に教わったミステリ。
「ぬいぐるみは見た!」*2を書いているから、人形視点のあるこの作品を教えてくれたらしい。
最初はなかなか進まなかったけど、葬儀のあたりからはさくさく読めた。久しぶりに読書の楽しさを味わった気分。珍しく犯人予想もぼんやりとしたけど、予想立てたヤツも殺されちゃって、結局ラストで驚く結果に(笑)。
パソコンや携帯が出てこず、ワープロが登場している時点で、親本発表いつだ、と気になり巻末見たら、1989年とのことで、またびっくりしてしまった。
人形も真相をすべて知っているわけじゃないんだな。というか、人形をも騙してこそミステリなのかもしれない。
なんとなく爽快感を覚えたのは、久々にラノベやコバルト以外の小説を読破したからかしら(笑)。
あ、コバルトは、三千寵愛在一身の3冊めと4冊めを読んだので、近く記事書きますね。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/02/04
- メディア: 文庫
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