「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「十字屋敷のピエロ」

かなり前に、とある浜友*1に教わったミステリ。
「ぬいぐるみは見た!」*2を書いているから、人形視点のあるこの作品を教えてくれたらしい。

最初はなかなか進まなかったけど、葬儀のあたりからはさくさく読めた。久しぶりに読書の楽しさを味わった気分。珍しく犯人予想もぼんやりとしたけど、予想立てたヤツも殺されちゃって、結局ラストで驚く結果に(笑)。
パソコンや携帯が出てこず、ワープロが登場している時点で、親本発表いつだ、と気になり巻末見たら、1989年とのことで、またびっくりしてしまった。

人形も真相をすべて知っているわけじゃないんだな。というか、人形をも騙してこそミステリなのかもしれない。

なんとなく爽快感を覚えたのは、久々にラノベやコバルト以外の小説を読破したからかしら(笑)。

あ、コバルトは、三千寵愛在一身の3冊めと4冊めを読んだので、近く記事書きますね。

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)

*1:浜田省吾がきっかけでできた友達の意味

*2:早く同人誌にしたいものだ