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これも、印象に残ったシーン・作者の言葉でチェキしたい部分・個人的な雑感の3つで行きたいと思っています。と思ったんですが、1個特出して好きなのがあるせいか、全部吹っ飛んでんですよね。
まあ、哲太クンの作戦が冴えるあたりの場面は基本的にだいたい好きですけどねw
一番好きなのはどこかと言いますと。
4巻の16P「組織にゃ 汚い仕事する人間も必要でしょ♪*1」
ここがいちばんインパクトがあったんだな。
あとは、ちょっと今色褪せてるかもしれない、ごめんなさい。
2巻44Pの「さてと 俺も仕事するか」とつぶやいているコマの顔はカワイイw
〜〜作者の言葉
1巻59P せあらがすごいカオ……。
まあ、疲れるわなあ。こういうヒロインは。
あれを続けてもう1回描けと言われたら嫌だと思うのはわかるw
2巻31P 柱の後半で、既に椎名さんぼやいてますね。
りぼんのフォーマットのひずみのようなものが見えている感じ。
夏海さんに関する見方が小学生と中学生で違うというのは笑えたかもしれません(って、西崎ファンの小学生から嫌われてたのか……大人キャラの出しにくい設定にしてはよくやってた気もする)。
で。最後の最後のあとがきページ。
文章量は少ないけど言葉がけっこう乱暴な書き方になってたので(私がブログで使ってるのと大差ないといわれたらどうしようもないんですけどね)、無念だったね、丁寧に描かせてあげたかったね、と思ったりする。丁寧に描いてたらどんなすごい作品になっただろうね、と思ったりする。
〜〜雑感
そういえばこの作品は、確か初回だけ見たような気がするんですが、「無敵のヴィーナス」を髣髴とさせられたことを覚えています。うん、早いうちにどれか1話見てそう思ったような気がする。だからこっちの方が椎名さんの持ち味だとあたしは思う。
お気に入りキャラは小柴哲太。
だけど、陽菜と恋愛関係になるのは誰か、という予想なら、一色に賭ける。真っ先にはずすのは西崎→だって相手いるじゃんさコイツ。というかその種のセンサー来なかったしコイツ(りるさんかよっ)。
連載開始直後の休載の理由は「普通」と言ってるので腱鞘炎かなあと思ってます。
ネットのあっちこっちで言われてる、椎名さんの絵の下手さは、これを読んでるとなんとなくわからんでもないような気もしました。
なんとなく幼いような気がする。
この続きは後で。
白雪は最初から怪しいとは思ってたのですが、
一色の腰ぎんちゃくの初登場場面で「グレイならジローが好き」というギャグがあまり好きでないのは、わたしが彼らを積極的に聴こうという気がしないからでしょうかね。
で、この腰ぎんちゃくですが、あたしは読んだ順番が普通のひとと違うので「釈迦みてのアンドレみたいなヤツだな」と思ったのですが、アンドレを見てこのキャラを思い出したヒトもいるかなあ、と思ったりしていました。
コアに漫画を読むひとや白泉社の漫画に馴染んでるひとは、面白がって読んでいたという印象が、この作品にはある。面白がってた友人が、連載当時にもいた記憶があるし、今日の知り合いの中には田中メカと椎名あゆみと両方好きというひとがいるのを、私は少なくとも3人知っている。私もその仲間入りしそうだし、探せばまだいそうだ。
「漫画読みとしてはコアでないけどりぼんの読者としてはコア」なひとたちに嫌われたのかなあ?
それとも編集者が、あまりのラブ度の低さにビビッたのかな?
こちらを支持した読者層って、恋愛ものをさほど読まないからりぼんは普段は買わないみたいな、いわゆる単行本読者はかなりいたんじゃないかしら。
椎名さんはりぼんを出て描いた方がいいような気もする。
絵がネックではあるのですが。
私は個人的に、微妙に幼いと感じたんですよ。
「洗練されてる」感じは、後輩の高須賀由枝の方により強く感じるのね。だからクッキーでどうにかやってけてるんだと思う、ちょっと意地悪な見方もしたくなるけれど。
ぶっちゃけですね、ジャンプスクエアがけっこう向いているような気がするんですよ、椎名さんて。
高須賀由枝の個性が、可愛らしさを損なわない程度のあけすけ感だとしたら、椎名さんのそれは「熱さ」だと思う。ちょっと少年誌や白泉系で描いたの見たいところあるんだよね。
和月伸宏とトレードしてみたら案外面白いことが起こるかも、とちょっと爆弾投げてみますw*2
少年漫画を読んでたひとの少女漫画入門編にこの「ペンブラ」を、少女漫画で育ったひとの少年漫画入門編に「るろ剣」がいいかと思う最近です*3。
次回更新ではもっと爆弾投げるかと思います(苦笑)。