どうにかこうにか追いつきそうです。
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表紙がホスト部からハルヒ、巻頭カラーがメイド様、だと鉄板の「強さ」のようなものを感じてしまうのは何故でしょう?w
巻頭のメイド様の見開き扉が、ななななんと、肩にイレズミ手に煙管、ムネにサラシ巻いて全体にお女郎さん風!!!(帯も前結び!)いやあ驚いたわー。イレズミに噛み付いているボサ髪は碓氷クン……だよねえ? うーん、色っぽい♪
内容は、およその学校の学園祭で女友達2人とはぐれてしまった美咲ちゃんと碓氷クン。美咲ちゃんの負けず嫌いを煽りつつゲームをこなしてって。
お友達のさくらちゃんの方にも動きはあって。自分の想いを友人その2のしず子さんに訴えるさくらちゃんの台詞をバックにした美咲ちゃんのアップはこのラストへの複線だったのか。
で、その男から「(前略)あんた過保護すぎ おとなしく彼氏と遊んでてよ」と言われてるシーンが、個人的に妙に気に入ったりなんかして。
およそのとはいえ、学園祭でしかもコスプレなんかして、だからかお互いに今の気持ちを素直に言って、窓の外の花火をバックに……。
メイド様でここまでらぶいシークエンスが見られるというのは、けっこう意外でした。ごちそうサマでした♪
「金色のコルダ」
こちら、メインターゲット読者の女子中高生にもちゃんと受けてるみたいです。と、たまに、白泉社の携帯用サイト見て、読者の声を見ていたりする私*1。
ゲームの方に動きがあって、新規恋愛対象男性キャラクターも登場ということで、しばらく彼を中心に記事のほうは盛り上げていくのかしらん?
扉の香穂ちゃんがかぶってるフードが冬ですね(脚は出してますがw)。今月は彼女の「元気」が炸裂している回ですな。
内容はまず、月森くんのコンクール優勝の話題で持ちきり*2の星奏学院に、新しい先生がやってくる。このあたりのコマ割はある意味すごい(若手にはできないんじゃないかと想像した)。
それまで香穂ちゃんの面倒を見ていた王崎先輩が、コンクールに参加するので練習を見てくれなくなり、香穂ちゃんはまた先生を探さなくてはいけなくなってしまう。そんな話を2人をしていると月森くんが会話に入ってきた。
学院に来た新しい先生は、なんでもこの2人のかつての恩師なのだそうで*3、香穂ちゃんはこの先生に弟子入りしたいと思って、猛アタック(笑)を開始する、と。
同じ先生に志水くんも用があるとかで、「香穂先輩」付きで出てましたねっ♪(良かったねもとさん♪)
アタックもむなしくつれなくされる*4ので、仕方なく練習をしていたら、問題の早乙女先生が月森くんと聴いていたのでしたw
彼が『気になる音も持っている気もします』と言ったのがきっかけで、先生は香穂ちゃんに交換条件を提示。それはあるコンクールへの入賞という大きな課題。
「やる気があるなら俺がみる、そのくらいの時間ならつくってやる」という彼……おおお、認められましたなあ、って違う?*5
同じ年で同じ楽器で、腕はヒロインよりはるかに上、となるとやっぱフラグ立ちやすいんですかねえ。ピアノ弾きで「伴奏者」という立場の土浦くんは『共犯者』違った、「相方」と言えば言えるんですが。ヒロインの同学年をそういう風に配置したのはけっこう上手い? で、女の子を後輩にしたところも♪
「キスよりも早く」
これまた毎度毎度ページ数に比して中身濃いんだよねw
4巻の表紙イラストをじっくり見て、ブンちゃんのドレスの色がキレイだなあ、と。ベルベットの質感じゃないすかコレはw
扉はカラーで、丹前姿の兄弟ツーショット。あ、1月にも単行本が出るので、連続刊行を記念してテレカのプレゼントだそうだ。送るか。
浴衣に丹前で、窓辺で寄り添う2人の後姿が、すんごくいい雰囲気なんですけどのっけから!!! 真っ赤になっているブンちゃんをよそに暴れるメグちゃんが爆裂して今回もトラブルな遠出です。以前の水族館行きよりはどんな団体か……わかりやすいと言いたいのに言えないよう。
女湯で温泉につかる2人。ムネのサイズの対比が……。
割と早い段階でブンちゃん本人もコンプレックスだと言ってるムネの話が、今回妙に出てきます(汗
言いたい放題言いつつ翔馬くんに関してはツンデレ*6して見せるメグちゃん。ちょっと気になる発言も出てますね……。
とうとう、「まーくんの腕にムネの押し付け合い」にまでなっちまいました(滝汗)。そこでまーくんが言った発言は、いくらムネがある方が好きだからって、ギャグにしたって、それってどうよ? ブンちゃんは暴力で報復できる娘だからいいけどさ(ホントにいいの?)。しかもこれ、先に書いとくけど、オチのコマと不整合な感じもしたんですよね。
で、今回はここでらぶりーにも鉄兵君が活躍してくれちゃってるんですなあ。彼の話題は、だいたいいつもはりるさんたちに任せてますが、今回ばかりは私も書きますよ! 激しく可愛いっすよ!!!
あまいものたべるとふにゃってなるでしょ
ブンちゃ これたべて まーくんと…なかよくね?
ううう、いい子だなあホントに!!! ブンちゃんは彼をぎゅーっとハグしてますが、今回ばかりはちょっと代わりたくなったかもwww
前号のまーくんの「ガマンできなくなるでしょう?」という発言は、えろなイミだけではないのではないか、と思ってしまうのはわたしだけでしょうか?
いつも通り? 龍先生の応援を受けるけど、迷うブンちゃん。
ところがここで、メグちゃんとまた対決になってしまう。彼女の発言はあまりに大胆だったので、翔馬くんも絡んでまた混戦場面。
でもここで、ブンちゃんはピシッと決めました。
じゃあメグちゃんは先生のことが好きなの?
言葉に詰まるメグちゃんに。
あたしは先生が好きだよ
すっごい 好きなの!
誰にも負けないくらいに!
だからメグちゃんには渡さない!!
そしてブンちゃんは、まーくんが入っている貸切風呂へ走っていったのでした……。この後がまた……。
以前誰かが、違う本に関して私に、「コードネーム床掃除を頑張ってください(萌え転がる、の意)」と言ったことがあったけど、今回メカさんファンに向かってこの言葉を送りたい気分だわー私(笑)。
ばたばたした挙句に気絶しちゃって、目が覚めたらまーくんが添い寝してた。ブンちゃんは、どこかまーくんに、芯から甘えられないせいか、口では彼に「私のこと…好きにしていいんだからね」と言うけど、真剣な目をしたまーくんを見て体は震えてる=まだ怖がってる。
それに対して「いつまでだって待ってやる だから無理すんな……!」と言うのは、ある種感動的でさえありましたね。乙女にとっては嬉しいですよねー。
ここでページをめくった後の鉄兵君とまーくんのやり取りと三人川の字のオチのコマは、「この3人ってホント親子だよなー」と思えてしまいます。
フロントのソファにかけて、「まっすぐな女の子」とブンちゃんに関して話すメグちゃんと翔馬くん。でもここでメグちゃんが出してきた「帰国したらパパが決めたヒトと結婚」という話題。この2人の今後にも嫌が応にも注目だよねえ。先月欧を読んだ段階から「フラグ立った」と思ってたし。
オチのコマでまーくんが、「ムネが育ってる」と言ってましたけど、ここもギャグなんだけど、先に書いたように、なんで、あの場面のアレでこんな発言を? と不思議にしか思えなかったです。
「瞳からディスティニー」
筑波さくらさんの読みきり。このひとのは入っていきづらいという印象があるのですが、今回は入っていけました。タイトル読みづらいんですけど(汗
病弱少女だった海ちゃんは、16歳を迎えて初恋を知った。病弱を克服して以来、額にアザがあるんだけど、そのひとはアザのことも肯定的に見てくれる。子供の頃から憧れてた「恋」という事態に浮かれてた彼女は、ある大事なことを忘れていたのでした。
着替え中にいきなりふって沸いた悪魔(汗)。
彼女が願いを叶えるまでこの悪魔が力を貸している約束なんだって。
「力」を返したら彼女は死んじゃうし、「願い」はというと、「恋をして結ばれること」。
どうやらこの悪魔を好きになったら、悪い方には運ばないらしいのですが、この時点では彼女は「おことわりします」だそうだ。
で。悪魔サンの従者も出てきて。さっさと契約を履行して主人に帰ってきて欲しい従者さんに対し、従者サンの気遣いを断ってるネオさんw コレは恋愛フラグですなw
で。
「お前は一生恋をしないつもりか?」という台詞を読み返して気づいたんですが、この作品て、すごく重いテーマを扱ってませんか?
それでも彼女は毎日が楽しいと感じてる。恋を成就しようとドタバタドタバタ……ある意味では恋愛で1番目か2番目くらいに楽しい時間かもしれませんなwww
彼女は「王子」と呼んでる悪魔のネオさんが、一生懸命やってくれてるから、つられて頑張っちゃうんだって。
ところがこの恋はけっこう衝撃的っぽい形で終わってしまうんですが(汗)。
「一緒にいれば『力』が使える オレたちは無敵だ」
というわけで、面白い関係がスタートしたみたいです。続きも読んでみたいなという気にさせられました。
初々しい話ばかり妙に取り上げた印象がありますが、なんかそんな浄化された気持ちとでも言いますか。
あ、「図書館戦争」手が廻らなかった……いろいろと中身が濃くてちょっと疲れたのかも……。濃い内容が多くて、1個使いたい比喩があるんですが……どうするかなあ……。
次号はなかじさんの読みきりあります。なんだかんだ言って、このひと好きだなあ。楽しみです。