「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「キラメキ☆銀河町商店街」6巻

てなわけで、19日発売の単行本行きます。ネタバレありまくり、だから隠します。


表紙は……制服着て背中合わせのミケクロ。パッと見ぃは、すごくおとなしい雰囲気のイラスト。コスモス(だよねこれ?)を、ミケは手に持ってて、クロは左胸につけてる。

で、裏表紙はマモル。一巡したな。次は……飛鳥かね?(人気でメインの6人に次ぐのは彼女だと思う。萌えを求める男性にはサトか彼女が受けるかもしれない)


1話ずつ、大事なエピソードが入っている巻です。いつもどおり6話収録。

ミケクロでバースデイネタというのが今回の1話目。10月の、1日がミケで2日がクロ。日をまたいでるから同じ日ではないけど、ミケが3時間早いだけだそうだ→あっ私の萌えツボ発見!*1

ミケが漕ぐチャリの後ろに乗るのに、タクシーに乗っているかのような台詞を言うクロが笑える。
運転席と荷台で、いきなりジャンクなお菓子を羅列したと思ったら、「誕生日にお互いに渡したもの」らしい(笑)。傍で見ている交通人に「かわいー」と言われているけど、実態はこんなもの(この時点ではね)。
小さな頃の可愛いメモリーが、繰り返されるのが良いね。ここで登場したのがコスモス。シーズンになったら見に行こう。

2話目は、イバちゃんがキューに想いを寄せているけど、キューは飛鳥に、という「片想い連鎖三角関係」ネタ(この回はみくしのコミュで話題になったので買って読んだ)。
キューも自分もバカだなーと思ってしまうイバちゃん*2
でも、こういうときの桃子ちゃんみたいな妹は欲しくないなあ*3
ファストフード屋で一緒になる、イバちゃんとキューと飛鳥。
居づらくなってひとりになったイバちゃんを追いかけてきたのは、飛鳥の妹・ミケ。ネガティブさでミケの顔が飛鳥に重なって見えて*4、彼女が差し伸べる手を突っぱねるイバちゃん。

ちょっと「上から目線」なイバちゃんが、なんかいいと思ってしまう(笑)。

3話目は、クリスマスで、6人がサンタのカッコして商店街在住の子どもたちにお菓子を配って歩く、というイベントネタ。飛鳥も遥も5号で登場したマモルの姉ちゃんもやったとのことだから持ち回り恒例らしい。人情系だね。
訪問先でいっぱい食い物飲み物をもらってきたので一番星で打ち上げ。で、その飲み物をキューがチャンポンにしてジャンケンで負けた3人(クロ・サト・マモル)に飲ませたことでハプニングが。
チャンポンして呑んだものの中に日本酒が入ってたせいでクロが抱きつき魔と化したんですな(笑)。最初の被害者はキュー。で、イバちゃんに逃げろと指示するも、彼女も持ち前の腕力でミケをクロにぶん投げた!

4話目は、実はマモルだけ、5歳までよその街で育ちました、という秘話=過去話。今思うと、こういう話をやる最後の時期だったのかとも思う。
てなわけで、変わった子どもだったせいで、5歳で銀河町商店街に来るまで、同世代の友達がいなくて寂しかったマモルの視点で語られる。5歳の6人がみんな可愛い……。
「こっちから名乗るのがれーぎだな」(クロ)とか、「おれは思う、お前は変だけどやなやつじゃない! 多分!」(キュー)といった発言が、どう育てたら5歳でこんなこと言える子になるんだろう、とやはりこれは漫画だという感じがした。
とーちゃんからテントをくすねてきたミケに、組み立て方わかるのかと突っ込むクロが、なんか男の子ならではな気がするのは何故だ、とも思う。
この回、扉も良いよなー。
サプライズでつくったかまくらをまだ見られたくなくて、キツイことを言ったキューをたしなめるイバちゃんもらしいし(笑)。

5話目。話がいきなり3月・春休みに飛んだ。
「時々クロが知らないひとに見えることがある」という趣旨の、ミケの心にくすぶる気持ち。
マスターに店の大掃除を命ぜられて、終わったそばから爆睡するミケ。彼女を起こすのにクロが使った手段が!!!!!
で、ミケが真っ赤になって起き上がったの!
見たことのない反応をされて*5、自分がとんでもないことをしたと後悔と自責の念に駆られるクロさんですが、ミケの反応を見て「ここまで大人になったか」と感慨に浸ったキューとイバちゃんが笑える→マモルなんか赤飯よそってましたよ(なんでそんなものがこのタイミングで)。まあ、一番嬉しいのはある意味マモルだよな、立場的に。
知らないはずの遥がからかいモードになってましたね。
この回かなー、今年3月29日に高田馬場で見た原画が話に入っている(日本語として意味が通ってなかったらごめんなさい)回って。

6話目。お花見である*6
4P目。ポッキーを咥えてるというがさつな状態の飛鳥が妙に綺麗だった(何故でしょう?)。

で。

じゃあ
もっと 好きになったんだ

という飛鳥発言はうまいこと言うかも、と思った。

イバちゃんとキュー、サトとマモルでこのときは花見の場所取り要員(笑)。確かに高校生って、こういう時使い勝手の良い年齢の連中かも*7。素直に言うことを聞けばの話だが。

イバちゃんがツンデレにしては過激な攻撃をキューにかます一方で。
サトがクロのことを好きだと、疑いを持って問い合わせるイバちゃんと、断定的に肯定するマモル。「いつから?」という彼女の(重ねた)問いに目をそらして「忘れた」とマモルが言うのも、その後わしらが大騒ぎしまくる展開への伏線になっているんだなあ。

少しだけ甘い、でも実は心が苦しくて、大激震が待っている、そんなところ。

柱では、前述のサイン会について話していました。巻末は、6人で1本のマフラーを巻く! というのと、前巻描きおろしだった「男女逆転銀河町」→私はこれはいいや。


そういや、上述のサイン会レポートをはてなではやってないんだよね。某所では写真付きで書いてるので*8、明日以降はてなにもあげます。3月はちょっと、暗かったり明るかったり*9、精神面が振り子みたいだったので、結局ゆずゆを飼い始めるまで怠けてたんですよね。ごめんなさい。改めてこちらにもきちんと力を入れますし、本拠地もなんとかします(楽な手段に訴えようかな?)。


キラメキ☆銀河町商店街 第6巻 (花とゆめCOMICS)

キラメキ☆銀河町商店街 第6巻 (花とゆめCOMICS)

では、次は16日発売の番外編ネタですよ!

*1:カップルで女が年上だと基本萌える性質。同じ学年でも女の方が誕生日が早いと喜ぶ、という変な癖がある。4月をまたいで誕生日が違ってるのも、なんか良いなあ、と思ったりする。年長者の方が背が低いのもいいなあ

*2:彼女を私は、笑えないか、洒落にならない

*3:小学6年生だそうです。先日出てきたサトの弟と同級生なのかな?

*4:なんだかんだ言ってこの姉妹似てんだよな

*5:この手段は一歩間違えればセクハラではないすかクロさんや。類似の場面を「あなたとスキャンダル」で見たこともある。友香とタケちゃんという、恋愛にならん組み合わせでしたが

*6:キラメキネタにおいて、コメントの常連になってくださってるかあさんのブログで話題になった回ですな

*7:というか19世紀以前は普通に労働力になってた年齢だしな

*8:4月13日のオフ会の際に見た方もいますし、5月4日に参加したコミティア百合部の際にも、スペースに遊びに来てくれた知人に見せびらかしてはしゃいでおりました爆

*9:今思えば、明るいけど刹那的だった気がする