「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「そこをなんとか」感想

貧乏家庭で育って、キャバクラでバイトしながら、文系教科が得意だったので司法試験を受けて弁護士になった、という楽子ちゃんの新米弁護士奮闘記、といった、そんな漫画です。テレビ発の小ネタギャグがいちいち利いてて笑えたりもします。
4話入ってます。



1話目はらっこちゃんのお店の同僚が結婚詐欺で訴えられた件。

すげえなあ、いっぱい買ってもらってるよこのお姉ちゃん。でもってイヤにキレイにまとめてるなあ……という印象でした。


2話目はチンピラっぽい(つーか元ヤンキーらしい)25歳の飲酒の末の兄ちゃんの傷害事件。

証人として出廷したのはいいけど、「いかにも」なダンナの好みのタイプの女を見つけたからって即浮気相手だと短絡的に判断して脱走するというテイタラクは起こしたくないなあ。


3話目は「わかりやすく」セレブな夫婦(でもダンナたたきあげ)の離婚問題。

この回の冒頭で、

「発言の正確さに命懸けてる人々と一緒で忘れるけど 理路整然とは話さないもんなんだなぁ 人って」


というらっこちゃんのモノローグがあって、ちょっとココロにチクッときました(目下ココロ苦しい部分がある点らしい)。
あと、天然系セレブお嬢さんの恐ろしさというか(苦笑)。お金があればここまで頭に花が咲いてても暮らしていけるんか、とため息ものですぜ。上手いわ、麻生さん。


4話目はらっこちゃんの住むゲストハウスの大家さんが亡くなったのでその遺産相続問題を。


遊びゴコロが満載な故人であるのが話を楽しく? していた上に、私は生命保険の営業と保険の仕事を書きものでやった経験があるので(しんどかった)、この話は私がここ1年で勉強したネタがずいぶんいっぱい出てきてました(池袋で寒い中生損保会社廻ってパンフ集めたものですよ)。最後の最後にホールインワンだもんな。
今年の2月頃にホールインワン保険の存在知った時はかなりびっくりしたもんですよ。
姉妹が抜け目ないのは2時間サスペンスの定番なんですかね。


麻生みことはけっこう久しぶりに単行本買った気がするんですが、今思えばヒロミはテンション高すぎな感じがする。こちらはスコンと抜けてて、でもけっこう頭を使わんと読めんので、好きな人はハマるんではないでしょうか。


そこをなんとか 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)

そこをなんとか 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)