「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「スパイシーピンク」2巻

いやー、めっちゃ楽しかったわ!

スパイシーピンク 2 (クイーンズコミックス)

スパイシーピンク 2 (クイーンズコミックス)


ちょっと飛ばし気味で行きますよ!
明日「キス早」再開のLaLaが発売なのでその体力残しておかなきゃ、というのがなきにしもあらずだけど、面白いからいいの!


「彼氏より仕事」という気持ちでいた26歳・少女漫画家が、漫画家仲間に引っ張られて行った合コンで美容整形医と出逢ってはじまる、恋とちょっと絡んだ人間関係のお話、といったところでしょうかね。おおざっぱに書くと。

今回は「死んだ」と聞いていた美容整形医・是枝の昔の彼女が出てきたところから起こる波紋、からはじまる。

ちなみに、ヒロイン・桜の元彼・章の現在の彼女が是枝の妹の女子大生・理沙ちゃんだというのがけっこう入り組んでるあたりかな? このオトコもある意味どうしようもなくて、桜とはけっこうドツキ漫才をしてる感じ。

絵的・お話的な見どころを書きとめて行く書き方にしていこうかな。今回は。

P.23の下半分。なんでこのひとこんなに自信満々なんだろう、とそのあたりは最後まで不思議だったが「OL進化論」のどこかにあった「若い頃モテモテだった女は中年になっても強気である」というのが既に顕れてるのかね(30手前みたいだけど)。

P.25 章に焼き鳥のクシを突きつける桜。ここから自覚した気持ちを告白して(というかこの7話は雑誌読んでた気がするのですが、けっこう大胆な引きだったので驚いた気もした)、色っぽい方向になるシークエンスなんですが、スミマセン。

「売り言葉に買い言葉」が混ざってる恋愛漫画、相当好きらしいです私(汗)。

ヒロイン桜がこのとき着てる服が、「ぶってなくて可愛いけどやや年齢不相応」という服だった。カジュアル系だけど。ショートパンツ。

P.43の真ん中のコマは、男がえらく色っぽい顔をしてるんですが、その周辺のコマは「電気を消すか消さないか」の攻防戦(笑)。それで、ページめくって、また爆笑(桜がなにやったかは読んでのお楽しみということで)。

P.46は、出先から行ったんなら仕方ないけど(このあたりの流れが初読時に飛んでて彼氏の家に押しかけてそんな大胆なこと言うんだったら事前にシャワー浴びるとかするのでは?」と突っ込みいれたりしたが……自分が同じ場面に立たされた時には彼女と同じことをしていそうな気がする→暴走機関車だから)。

元彼と今彼がマンション前で鉢合わせかー……この期に及んでドツキ漫才になってる? 桜と章も、そんな章を連行する是枝の対応もけっこう好きですな。

あとは、是枝の元彼女の事情は、半分は同情できるけど、ビジネスで成功したヤツとエリートは、多少引き算した方がいいという例になった感じもしてますね。

P.81。理沙ちゃんいーわー。カッコイイ!

P.92。「欲しけりゃ自分で買えばいいしね」という美園(ちなみに私は去年この作品の1巻が発売されて間もない頃に彼女と似た経験をしたことがある)の言葉に対する桜の突っ込みも的を得てますな。

P.101。ここがいちばんの、「女流漫画家ならではのぶっちゃけトーク」だったんではなかろうかと考えているワタシ。この場面は美園の顔もすごかったが(笑い)。

P.128と9は……最後までこのキャラはわけわからないヤツだったかな、まあ仕方ないけどさ(登場人物間の意外な関係が後で判明しはする人ですがね)。

最後まで読み通して思ったのは、「あたしは」メチャクチャ楽しませてもらいました。ってことで。

明日はLaLa発売なので、一応更新予定です。では。