この漫画のミケって、プロトタイプは、今ドラマ放送中の「有閑倶楽部」*1の悠理じゃないかと思っていたりする最近のわし。
美童にキューがはまりそうなくらいで他は共通点ないんだけどさ（キューはある意味、少女漫画の……最近ではサブキャラの王道だよね。「星の瞳のシルエット」の司*2とか、「っポイ！」の万里とか、探せばもっとゴロゴロいるんじゃないこういう子）。マモルとイバちゃんて、すごくオリジナリティあると思う。サトは「漫画に燃える」点を除けば、少女漫画のヒロインの王道といえるけれども。
さて、今回は、いろいろと面白くなってきておりますぜ。
中でもいちばんは、クロの兄貴とミケの姉が出てきたことかしらん。ついでに言えばミケの姉ちゃん（名前は飛鳥で通称「アス姉」）は初登場がバスタオル１枚でヒトによってはドッキドキよ（笑）。
実はキューは彼女のことを好きなので、この後けっこう出番が多いという印象がわたしにはある。
でもこれって、上手いよなあ、と感心した。
ひとりくらい６人組の外の人を好きでもおかしくないけど下手な相手だと読者は納得せんだろう。だけどミケの姉ちゃんなら６人組ではないけど商店街の中のヒトで年齢も２歳しか違わんのでちょうど良い。ホントに感心した。作者のふじもとさんに一生懸命考えられているとも思う。
他には、マモルってサトを？ と思いたくなるシーンが２つか３つ出てきたね。特にテーブルの下からにゅっと出てくるシーンは爆笑。それに対する仲間の反応も楽しいね。
ラストでプールに飛び込むあたりが青臭いというか、青春、かな。
- 作者: ふじもとゆうき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/10/19
- メディア: コミック
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22時35分追記。
ミケとアス姉。顔は同じなのに髪の長さとそばかすの有無でここまで違うかね普通（笑）。
11月23日午前0時半追記。
ミケクロの両親も登場。ごついミケの父親と顔は姉妹が似てるけど肝っ玉母ちゃん的なものも漂わせる母親。苦ｒの父ちゃんはクールでご近所の奥さんにモテモテで（それを見てミケの親父が拗ねるというと可愛い表現しすぎか）、母親は、黒髪ベリベリショートヘアと濃い口紅が粋な感じで高ポイントデス。ふた家族で一番の「お気に」はクロの母かなわし（ひとコマしか出とらんが）。
