「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

ところが

上のエントリの、「コムスメが読む本」。
なんかすごくいい本だった気がする。
ココロがあったかくなって。

2年くらい前にノーギャラで書いた*1、でも同人誌でない「WEB MAGAZINE」に「西山香葉子」名義で書いたエッセイを思い出した。

お題は「空気」。

ずっと連れ添った夫婦はお互いを「空気みたいな存在」というけれど……。
「でも時々は、『愛してる』って言って欲しいなあ」という感じの言葉で〆ていたのを覚えている。
担当してくれた方が「ぐさっと」きたとか? 言ってたかな?けっこう褒められた。読んだ方の意見は聞いてないけど。
この文章、ある人にすごく見せたくなった。
パソコンが度重なって壊れたのが、今ほど悔しいことはない。ただでさえ新しいクライアントに渡せる過去実績が残ってなくて大変なのに。
「いつまでも あると思うな ホームページ」
お粗末だがこのエントリ、も少し続く。


最近思い出していたのは最初の彼氏さんとの関係性。
今の会社にあたしを引っ張り込んだ友達には「不思議な関係だよね」と言われてた。
今の言葉で言う「セフレ」を使うには相手の家族のことやバックボーンを知りすぎている(彼はあたしの、母には一度、弟には下手すりゃ3回会っているし、あたしは彼の家族全員の生年や、彼が多少おばあちゃん子的な部分があったこと*2を知っていたし)。
「恋愛」と言うにはテンションが低すぎ。
うちの母は世間によくある恋愛に当てはめようとして、それにしてはテンションが低すぎたから、「普通はこれこれこういうもんだ」と講釈をいれ、あまり彼にはいい印象を持っていなかったと思った。
それでもはじめてお泊まりした頃は多少盛り上がってはいた気もするけれども……。彼、大きなミスをしてるしね。「別に処女や童貞でないことを知っててもいいけど頓着はしないで欲しい」という意見で共感しあったのが彼以外にひとりいた(女の子)。

だから「これって友達の頃とどう違うの?」という疑問もけっこうあったような気がする。でも「おかしな2人」というユニコーンの名曲が大好きだったせいか、なにか強がっていた気がする。「名前のない関係」だったのかなあ。決め付けない方がいいのかも。

そのせいか「恋人になったのに友達時代と変化がない!」という章*3はものすごく「あるあるある」と思って読んだ。逆に、この本で「男性の思考パターン」とされていることの方に当てはまっている部分があたしにはたまにあって、男脳女脳チェックが妙に正しい気がしてしまう。

12年前に読みたかったなー、この本。

おかげで無性にジュンスカが聴きたくなり、BGMは今「START」です。今は一番好きな「留守番電話に君の声を」。持ってるCDに描かれてる恋の中でジュンスカのアルバムが一番「ピュア」な気がしたから。普段あまり好まない表現なのですが。さっきまで「STAR BLUE」だったけど、CDは変えたかったので。

*1:と書くとエラい大作家みたい

*2:今日では記憶が薄くなった部分であるがこれが彼の特定を妨げるのなら、まあ、いいか

*3:章題をそのまま書いたのでなんていう本を読んだか読んだ人にはばれてるな、この日付読まれたいけど読まれたくないすごい複雑な人がひとりいる