7月24日の「LaLa」感想にトラバ貼ってくださったふたりめであるぽんさんとおっしゃる方のブログで、ここ数日待っていた「キスよりも早く」レビューが上がっていたので、ご紹介(トラバ返しもあるのだが、果たしてうまくいきますか)。
- 作者: 田中メカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/07/05
- メディア: コミック
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貼り付け2度め♪
こちらでコメントしたこともある、一部の人間が抱えていた疑問に答えてくださっている。わざわざ調べたのは素晴らしい。
それちょっとえろくない? とわたしが指摘したくなるポイントも語ってくださっている(ふふふ→一度漢字で書いてやめて平仮名にした)。
ぶんちゃん(ヒロイン愛称)の胸がないというのは、プラトニック生活の言い訳になっていたんだと思うのです。先生にとっての抑止力というか。
これはひとさまへのお手紙から転載するんですが(一部加筆アリ)。
>またすでにこの回で先生はぶんちゃんの乳を触ってます、タッチ程度だけど。
よく見るとこの時ぶんちゃん震えてるじゃん(笑…えない。初回です。読みきり分ね)。「意外と……」整った顔立ちしてる、とか続いたのか。この漫画、意味深なところで切られてる台詞がけっこうあって、この先この人は何を言いたかったの? という興味にかられること多くないですか?1巻の段階でまーくんにあの手この手で迫ってた時点では、「夫婦だからセックスするもの」という固定観念がぶんちゃんにはあったと思います。まーくんのこと好きは好きなんだろうけど「好き」より固定概念のほうが強い。だから「だから私は変わりたい」とか「ごめんね これから私が先生にふさわしい妻になる」というモノローグや台詞がその辺の気負いを物語っている感じ。
でもそれでセックスしてしまったら彼女の今後のために良くないし彼女自身も傷つくから(まーくん自身が一歩間違やエンコーオヤジと同じだって思ったのかも)、なんだかんだとはぐらかしながら彼女が自分を好きになるのを待っていたんじゃないかなあまーくんは。好きにならなかったら、彼女が高校を卒業して経済力がついたら離婚するような感じで(それはそれで悲しいだろうけど、今やその心配はなさそうだね)。という妄想に行き着いている最近のわたしです。
胸ははぐらかす言い訳でしょう。
で、暴走したら(これは計算じゃないだろうなあ)、彼女が意識しだしたので、うまくやればあとひと押し、て感じだったのかもしれませんよ?
まあ、夏、海、水着(自分はハダカ)、「好き」って言われた。これだけ揃ったら暴走もするでしょうなあ。
今後が見ものでしょう。早ければ次号でやっちゃうかもな。
どんな先生だってどんな理由があったって自分の受け持ちの生徒にはエンコーして欲しくないだろうし(これは父親だって同じだ。それを考えると腹の立ってくる本がある、がそれは日記で書きます)。ああ言わないと話が始まらない。でも暮らし始めた時点では。先生にとって「他の子よりよーく見てなきゃいけない生徒」という認識があったのだと思います。あとから「好き」がついてきた。であって欲しいなあ。その方が萌えるのさあたしは! はじまりからどっちかがラブとかファンとかより。はじまりからどっちかがラブでも面白い作品だってたくさんあるけれど。
よくまあここまで妄想が回るもんだ。ここまで漫画にハマるのはひょっとすると90年代の「あなたとスキャンダル」以来かもしれん。
しかしこの漫画ものすごいアクロバットなことをやってるんですよ。「初めての恋のドキドキ」(絶対ぶんちゃんそーだよね。165cmとけっこう背が高いので、中2くらいまではモテなかったろうし、そういう年頃になったら両親が亡くなって鉄兵いるから恋する余裕なんてなかったし)と「子連れで結婚」が同居しているという! うーん、すごいわ。それが面白さの秘密かね? 3人のシーンなんてマジで「親子3人」だし。連載初回の指輪見てうっとりのシーンとか、9月号の、病院で膝にぶんちゃん、腕にてっぺい貼り付かせて泣かれてる辺りとか。この9月号なんてまーくん完全にパパだったよ! 立派に家庭ですなあ。いいなあ。
要は、ひねくれもの(もしくはトシ食ってたいがいのことでは新鮮味を感じなくなった?)のあたしにどぴったりってことかい。
まあ、いいです。
しばらく妄想垂れ流します。
(以下21時35分頃)
まーくんにとってのターニングポイントは、初めてぶんちゃんを泣かした時だと思う。1巻P19。
ちなみに。
「すみません」と書いてあるフキダシの中に「でもかわいい」というすごい小さい書き文字が書いてあったりするしね。
女の子の笑顔に惹きつけられる男性キャラってけっこういるけど(あなスキャのタケちゃんとか、「キラメキ☆銀河町商店街」のクロとか。ぱっと思いついたのはこのふたりだが他にも枚挙に暇がないはずだ)、涙でグッときたって人はどれくらいいるんだろう。
まあまーくんも「文乃さんに笑っていてほしい この先もずっと――」と言っている上に、屋上でふたりの出会いの話をしていたので、もとは笑顔が見たかったわけですがね。
ホントに可愛い話だよ。うん。
ああ、好きだわー。