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なのに、日曜日に出先の町のTSUTAYAで立ち読みして面白かったので後日購入したこの本（死ぬほど安かった）。ちなみに、過去に読んだことがないかはかなりしつこく確認した。

実戦!恋愛倶楽部 (集英社文庫)

見かけと恋愛の問題についてはうちの母親の言うことと同じようなことが書いてあった（性格が似ているんじゃなかろうか）。

数ページに１ページ漫画が挟まってるのだけど、ここで描かれるたとえ話が妙に独創的な感じがして面白く、一流漫画家は違うなあ、と思う。ルールとか、人生はマージャン、とか。

「初めから負けてあげられるキャパがある」という文で、ガンダムＷのノインを思い出す。
ノインが学生時代、あえて（ゼクスに次いで）２位の成績を狙って過ごしていたというのには、あたしがＷの同人誌で今でもほぼ絶対買っている大好きな漫画描きさんが（Ｗの男女同人に絡んでる人はたいがい知っている大手です。大手さんで一番あたしに会ったお話をかかれる方なのではないかとある時期思った。それぐらいハズレがない。唯一のハズレが「キャンディ・キャンディ」ネタだったかと→これ読んだ時点で既にこの漫画嫌いになった後だったかと思う）批判されていた記憶がある。これを踏まえて一条氏の言葉を考えると、男って、ついでに言えば労働者ってなんて厄介な生き物なんだろう。

男の浮気の多さとか、弱さとかに批判も投げかけつつも、読み物として面白い。
「第３者だからわかることもある」という漫画も好きだわ。ギャグのようなページもあるけれど。

まあ、一条先生も、想定読者も異性愛女性だから、内容がこうなるのは仕方ないか。ビアンやゲイで一条ファンているかなあ？　ＢＬＧＬ、ともに描いたことあるんだけどね。「砂の城」のフランシスの友達なんて女嫌いでフランシスに想いを寄せてなかったっけ？