「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

上で書いたとおり、くらもちふさこ*1「おしゃべり階段」です。

23版目のマーガレットコミックスを読んだんですが。どんな解説文が書いてあったのかは興味があるけど誰か知ってる方いらっしゃらないかしら。

で、くらもちふさこが実力者だってことを、別マを知ってから25年にしてはじめて知った思いです、今。

お話で描かれる5年間の中で派手な事件は起こらないんですよ。しいて言えば、カップルふたりとも大学受験に失敗するくらいかな(ちなみに高校は別で、大学は同じとこ受けた。「W大」っつってたから、多分早稲田のこと)。「ふたりとも失敗」ってのがいいね、と。なんか新鮮。
で、その5年間の中で、主人公可南はきっちり成長するんだ。彼女を成長させたのは恋愛だけじゃなくて、男女含めた友人達との関わりもだけど。
「カッコイイヒーロー」の典型として後年紹介されることの多いヒーロー・線も、連載当初は可南と変わらないチビで、これもなんか好感。最初彼女は彼じゃなくて、別の先輩に憧れてる節があるし。それが中3で変わっていく。
相思相愛になれたのは(どうも「両想い」って言葉が言いにくいのか好きじゃなくてねえわし。なるべく「相思相愛」「相愛」って言葉を使っていきますわ)高3だったかな。忘れてたことが伏線として登場したのを見た時は「やられた!」と思ったね。
成長の表現が、心理描写が、巧いです。マジで。
子供の頃読んでたらどう思ったかわからないけど、マジで感嘆しました。

くらもちふさこすげえ!

別マで読んだのは「ハリウッド・ゲーム」の途中から「千花ちゃんちはふつう」の途中までかな? 「あたしキリストと一緒でさー、父親が……」という主人公に書き文字で「信者が怒るぞ」というコマがインパクトあった(お前その手の話題大好きだからだろ、東国原宮崎県知事もその手の出生の秘密があるって知った途端見方変わったじゃねえか→AERA2007.4.30-5.7号より)。

この辺調べるためにウィキペディア見たんだけど、「紡木たくと双璧をなし」てのにすっげえ違和感感じた。
だって、紡木氏って、別マ82年3月号デビューなんよ!? くらもち氏よりずっとずうっと後輩なんだよ。まあ、少女漫画に新しいもの持ち込んだって意味で書いたのかもしれないけど(そしてそれぐらいのことをしないと普段少女漫画を読まない層は興味を示さない。「少女漫画」に限らず「少女文化」って馬鹿にされてきたからね。だから24年組とか、恋愛モノじゃない一部の漫画が高い評価受けるんだよ、って、話ズレたんでこの辺の憤りはこちらのサイト読んでください、別にここでくらもち氏誉めてるワケじゃないけど→http://www.heartcare.cc/review/topics_board/topics_board.cgi?mode=cat&id=103)。
80年代の別マのツートップって、くらもちふさこ槇村さとるじゃん。そんなの読みはじめたばっかの小学4年生のガキでもわかるっての。これは山田太一がドラマに使ってたのあたしは見たぞ(「ふぞろいの林檎たち」の初回かな? 今話題の石原真理子の台詞で偽名に使ってた)。
亡くなった多田かおるが若手でヒットを出してて(「愛してナイト」ですね)、「伊賀野カバ丸」も連載してて、今レディースで描いてる大谷博子が「灯色の童話」シリーズ描いてて(わたしと別マを出会わせた若奥さんは、このひとの絵を模写してました。これって、70年代の、美内すずえなんかがいた「小学生からOLまでみんな読んでる別冊マーガレット」の時代の名残りかもしれない)。宮川匡代やいくえみ稜が、本誌やデラックスマーガレットで読みきり描いてる若手で、そうそう、そんな若手っつーか新人漫画家の中にまだ中学生だったあのきたがわ翔がいたんだよ! あたしがデビューしたの見た中で今でも残ってんのは、藤村真理佐野未央子だったかな(厳しい世界じゃ、って20年もたってりゃねえ)。
別マって、よそと比べて連載少なくて(と知ったのは後の話)、読みきりが毎月3、4本は載ってたって印象があるんだけど、この頃連載作家が少なかったんだろうか、花とゆめに作家取られて。

別マの話をこんなにしたのは初めてかもしれない。覚えてるもんだ。
同世代でこんなこと知ってる方いらっしゃいましたら掲示板なりはてなにコメントくださいませ。
出羽。

あ、妹の倉持知子さんの本は持ってた。アイドル・歌もの。

おしゃべり階段 (集英社文庫―コミック版)

おしゃべり階段 (集英社文庫―コミック版)

あったよ! 
大人な感じで好きだった。
15歳くらいになるとセブンティーンの本も読むようになるのだよ。雑誌は買わないけど高校くらいの時に週刊じゃなくなって、漫画載せなくなるんだよね(その後「週刊明星」も廃刊に、あっ思い出すと寂しさがぶり返す。明星は結構読んでたので。梅田杳子さんて人がプロ野球の連載してたから→まだ「プロ野球ai」のない時代ですから、とここではこのコメントにとどめる)。

↓これが好きだった。

あった! 学校で幅利かせつつ、学校以外にも自分の世界を持つ女の子達が事件に巻き込まれるというお話さ。

*1:以下、敬称略ってことが多いけど、ご勘弁を