数日前、「デザート」の感想を毎月書いてるサイトさんを見つけたのでふんふんと読んでいたが、「くじらの親子」の「はじめてのおつかい」の回と「じょうばん線とわたし」を面白いと思えないとおっしゃる方だったので「あ、アタシこの人とは友達になれないな」と思いました。
ちなみにもうひとつ、「アタシこの人と(以下略)」ってのに、古いたとえだが「ビョルン・アンドレセンを美しいと思う人と友達になれんわ」というのがあったりする。あ、この人と似ているのが「人間・失格」で注目された黒田勇樹ね。彼もダメだ。
木村拓哉とか長瀬智也とか岡田准一とか、若手だと山ピーとか亀梨とか、別口だと窪塚洋介とかは美しいと思うんだけどねえ。KINKIの光一も王子と言われるのわかる。わかるだけで剛のほうが好きだが。好みもあるし、剛のが歌上手いのもあるのかここは。
話を戻すと。
そのデザートの感想書いてる人は、「くじらの親子」でその話の後恋愛方面がシリアスになっていく(杏ちゃんの中学と桃ちゃんの保育園の卒業も控えてたのに重ねてるのね)のは面白いと思ってたみたいなの。ということは……。
ここで思い出したのは。
ある時「魔女の宅急便」が好き、と言ったら「あーあれ香葉子さんが好きそうな普通の恋愛ものだもんね」と言ったのは友人Sさんだが、私あれをそれが目当てで見たんじゃないんですよ。
「空想美少女読本」という本がある。アニメやゲームや特撮の女性キャラを8つのタイプに分けて紹介する本(他にもいろんな形で美少女が紹介された。なぜか背表紙はガンダムWのキャスリン*1だったのだ)。それで見つけてテレビ放送をきっちり見たのだ。オープニングがユーミンの「ルージュの伝言」で、それも○だった。男女カプ萌え、まったくしてない(キキとプリシラで百合妄想した人いるかもしれないけどそれもしなかった)。この本でキキは、「自立するオトナの女」というカテゴリに「ただいま、自立している真っ最中です」と書かれていた。こりゃ見たくもなるだろう。
うん、恋愛もの、大好きです。でも、それがなくても、面白いものは読むの。あまりに女の子が少ないとつまんなく思うけど(まったく男が出てこないストパニは平気だったので、画面が柔らかければ平気なんだろうか?)。今ならスラダン……ああ、共学高なのになんで女子部の話がまったくないの? ってつっこみ入れかねないからどうなるかな*2。
とにかく、先日書いたけど、少女漫画雑誌の編集部は、ヘンに恋愛にこだわるのやめた方がいいと思う。せめて恋愛ともう1本柱になるものを話の中心に据えて、2本柱みたいにやっていくべきではないだろうか。
同じ作品でも、上記のように、恋愛メインの話かもうひとつのテーマがメインの話かで好き嫌いが出ることも多いけど、恋愛じゃない話を面白がる人、絶対いるから。
昔の少女漫画ってやたら「愛を貫く」というのが強調されてるけど、恋愛じゃない部分がメインテーマだってことあるんじゃないかな? 「デザイナー」と「ベルばら」は絶対そうだ!
空想美少女読本―モニター画面で出会った、禁断の初恋女性100人 (別冊宝島 (349))
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これの男の子版、今からでも遅くないからどこかの出版社さん出してくれー。何か書けって言われたら書くぞ! 家庭用ゲーム機買って(翌年の確定申告で領収証を見せるのさ)。