「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

三浦しをんの「秘密の花園」ですぜ!

初出当時から知ってたが、文庫化待ちしてたのさ。

舞台はカトリックの女子校。幼稚園から高校まで。
なゆた、淑子、翠という3人の少女が登場する。
淑子は学校に、幼稚舎からの友人がいるけど彼女たちに違和感を感じ、なゆたと翠に、そしてつきあっている国語教師に執着する。

なゆたは子供の頃に性的にひどい目に遭ったサバイバーで。
電車の中の痴漢に報復し、それで一時期落ち込む。

翠は、学校にしっくりなじめないけど「こんなものか」と達観している、で、なゆたに微妙に友情以上のものを寄せている。

最近、三浦氏には、「全天候型」のお手本かもなー、と思い始めてたけど、そんな一面を見せてくれた作品かも。

ここで明かしてないネタもいくつかあるからね。

秘密の花園 (新潮文庫)

秘密の花園 (新潮文庫)