コメントまで読んで気になったことがあったので以下。コメントしようかと思ったのだがここで。
残念ですが世間の多くの人は「トランスジェンダー」という言葉を知らないですよ。この言葉を広める努力は必要かと思います。
あと。「太陽の季節」は、当時遊びまわってた裕次郎をヒントに書いたそうです。本人は優等生タイプで。弱者の立場に立ったことがない人なんだな、だからあんな発言が出るんだな、とは思います。オバサンたち、昭和30年代の幻影追いかけてんじゃないわよ!
以上。
以下ちょっと違う話題。
上のタチネコの話題の延長なんだけど、3月31日の浅野さんの新宿の演説の帰り、本屋で水間百合子さんの本を立ち読みしました(のだださんのところでは書いた気がするがここでは初書きかな)。水間さんは元女子サッカー日本代表にして、この本で自分がFtMの性同一性障害であることを明らかにしています(FtMさんてスポーツ選手が目に付くな)。そして思ったこと。
水間さん、MtFさんとつきあってたことがあるんだけど、彼女とセックスが原因でうまくいかなくなってしまったんだって。体の性別の通りにしたから心が満足できなかったということみたい。しかもFtMさんの性欲ってのは、男性と同じなのに物理的には一人で発散できないから相手がいないとどうしようもなくて、それで水間さんが浮気したとか。
この話を読んで、女の体って損だな、オトコのほうが案外得かも、と思ったワタシ。
だってさ、男性は、受身になればある程度女性的な快楽を味わえるのに。
ここからわたしの、ひとつより二通り出来たほうが得だ、という発想がわかりますが、MtFさんは絶対わかってくれないだろうな。FtMさんがわかってくれるかな?
あ、サッカー選手としてのプレイスタイルが、日向小次郎をヒントにし、憧れてたというあたり、同世代だな、というものを感じたし、何か納得できる(あたしはサッカーはまったく出来ないし詳しくもないけど。Jリーグにも代表にも基本興味ないし)。
女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害
- 作者: 水間百合子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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