そんな中、探し物をして入った弟の部屋で「ＳＰＡ！」を見つけた。いつの号だかは覚えてない。
何の記事を目当てに買ったかは想像つくが、それは置いといて。
わしが注目したのは「男同士でこれはＮＧ？」という感じのタイトルだった。
男同士でこういうことしたら何がイヤかというのを女どもにアンケートしたものらしい。
まあいろいろ書いてあった。
フィギュアスケート見てたら、「ミキティがどうとか」とセクハラまがい（例文がセクハラ的だった）の意見交じりなのはいいけど、真剣に演技の話してたらイヤ、だって！ いいじゃないの。どんな選手を好きになるのだって自由だし、なに見たっていいじゃないの。
「何か」を好きになるのに、きっかけは人それぞれだと思うから、多少ミーでハーなきっかけだって、それを機にその「何か」に関するしっかりした知識を身につけてくれればいい、というのは、確か野球に関するうちの弟の考えだったと思う。
フレンチやイタリアン、ワインバーもイヤだって。ワインバーは何か限定があったらオッケーらしい意見も紹介されていたらしいが、あまりに無茶苦茶で忘れた。
怖いなー、「男らしさ」強制圧力とホモフォビア。
西洋からカップル文化が入ってきたのが悪いことになってるということらしい。
女を馬鹿にしてるのはいやだよ。
だけど、友人って、大切だと思う。
それがたまたま同性だったわけで（この「たまたま」の使い方、セクマイの方はどう思うだろうか？）。
これって、男性が楽しめるものが少ないのも相まって、４月１０日にちょっと扱った問題と源を同じくしてるのではないか、と思った。http://d.hatena.ne.jp/kayoco/20070410/1176208364
男性と女性の、同性間の友情の育み方というのは、脳の違いのせいもあって違うらしい（これは佐倉智美さんが肌で感じたようなことを言ってたね）。キャッキャするかどうかはわからん。
既にある生物学的違いを無視するのはナンセンスだけど（男性のほうが背が基本的に高いし、腕力はあるし。って、男性と比しても背が高いわしが言ってもおかしいか？）、理不尽な生きづらさは改善してしかるべきだよね。
でも、以前のあたしだったら、このアンケートに答えた女たちみたいに言ってたかもしれないな。
