「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

マリみて漫画版も7冊目になりました。早いですね。
今回の収録の半分は、「百合」として物議をかもした「黄薔薇まっしぐら」。
なので、「百合」カテゴリどうしようかと思いましたが、看板あげておきます(笑)。最後のカテゴリは、あとで。

オープニング、会議中の薔薇の館に、蓉子が現れて合格報告。
漫画オリジナルのシーンですが、良かったです。
それ考えると、江利子って、妹不孝(西山の造語)。
今回の主役は、この江利子

新聞部が起こす伏線なしに、いきなり蔦子嬢、祐巳に、江利子が3人の大人の男性とデートしている光景の写真を見せる。
これは祐巳には荷が重くないか?
いや、選挙に当選した今の彼女なら何とかなるだろうけど、当時の彼女はねえ。
これから作中時間で1年か。早いねえ。

おっと、漫画漫画。
あとはおおむね、原作どおり。

さて、最近、この漫画の感想かな? 書いてらした方の中に、江利子の家族の男性の歪んだ愛情を見つけた方がいらっしゃいました。文庫発売当時は、とにかくページの先をめくるのに忙しく、ただ、サイト開設前で、記録も残っておらず、なにを思いながらこの本を読んだのか覚えてないのが申し訳ないのですが、変な家族だなと思ってた気もします。
多少、わたしが欲していたものもなきにしもあらずですが、父親含めて4人は多いよ(笑)。
「優しい目線で見守ってくれる年上の男性」という存在に、いつの頃からか飢えていた(押し付けられるほうもたまったものではないけど。依存心は捨てなくてはいけませんね)わたしですが、これはあまりうらやましいと思いませんね。学園長に「別れないと退学にするぞ、と言ってください」なんて、なんて情けなくしょーもない親父なんだろ。

誰かを大事に思う、というのは好きですが、実の兄弟姉妹と頻繁にデートをして楽しいか? という疑問もありますし。
で。歪んだ愛情を見つけた方もおっしゃっていましたが、「うそでも楽しいふりをすることが人間関係円満の術」みたいなモノローグに注目してました。
こういう感想を抱かせるのはひとりよがりだということです。×4。
江利ちゃん、お疲れ様でした。

マリア様がみてる 7 (マーガレットコミックス)

マリア様がみてる 7 (マーガレットコミックス)

疑似恋愛的なものはかなり好きですが(マリみて自体そーゆー作品だし)、姉妹百合が好きでないということからも見当つかれるでしょうが、書き方がうまくないと気になりますね。
いわゆる「シスコン」少年を書いてみようと思ってもいますが、そういう側面はメインにならないだろうな。お姉ちゃんは好きだけど、かばいすぎず、甘えすぎず、でも優しくて、姉の幸せを祈る男の子が書けたらね。

「兄と妹」って想像できないんですよ。なぜか理解できない。他のみっつは想像できるのに。
ただ、わたしの今のキャラクターのままで兄がいたら、今の弟との関係性とあまり変わらない関係を築いていたかもしれません。

ちなみに姉妹の関係で一番リアルなのは「ももいろシスターズ」だと思います。

21時10分追記

全体的にキャラの外見が幼く描かれていた気がします。