昨夜、旦那さんがGIDだったという女性のブログを読んだ。旦那さんの行動についていけずに怒っているようだ。
で、今朝、某トランスジェンダーさんのサイトを見たけど、どうもこの人についても記述されているような気がする。
こういう立場の人がものを言うのもいいことだと思う。
そんなにあることではないから、苦悩も深いだろう。
あまり言及しないでおく（人にメール書くときだけにしようと思う）。
ただ、最近思うのは、変に男らしさをはき違えて女を束縛したりむちゃくちゃ言う奴なんかよりは、GIDの人の方がいいんじゃないかと思ってしまったことだ。
昨日かおととい書いた、「日本の男の幼さ」から脱却できている人も多いかもしれないし、優しさもあると思う。
これはGIDの方だけでなく、セクマイの方に言えるけど、優しくていい方が多い！ 心が広いというか（ただし、ネットでしか出会ってないのでもっと知りたいとは思う）。
２年位前にマネキンで行った店には、上司がいやな奴（ちなみに、いやな上司の中に妙に女オンナしたところが見受けられる時もあるからなんとも言えないが、いやな奴に男女差なんかないことは、ちょっと考えればよくわかることだし、人の好き嫌いはその人次第だし）で、とか、商品の仕入れ過ぎで販売に使える範囲が狭いとか、ひどい職場環境で働いてる人のほうがいい人が多かったような気がするが、それと同じだと言ったら、ヘンかもしれないけど。
世の母親はたいがいヘテロであるから、「異性」である「息子」を甘やかしてしまうのではないか。
うちにもそれは若干、ある。
まあ、うちの場合、弟は幼いころ、母親より姉のあたしといた時間のほうが長かった上に、あたしが小学校のころ習い事と学校の両立に苦悩した時期があって母に車を出してもらった（習い事のレッスン場が、自宅から１０キロ近く離れた行政上の隣町*1だった）ので、それに対して母が彼に負い目を感じていたというのもあるのだけど*2。
まあ、男性として出会った人が実は心が女性だったと知らされたら、衝撃は受けると思う。
ただ、いわゆる「男らしさ」を押し付けられる苦しさは普通の男性だって少しは味わっているから(知り合いの男性から聞いたことがある）。それをすべての男性に押し付けるのは酷じゃないかと思うのだ。
