「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

言葉について

「オカマ」と「レズ」と「ホモ」と「腐女子」。
これらの言葉は、当事者が名乗るのはいいけれど、部外者に言われると傷ついてムカツク、という共通項があると思います。「ホモ」は最近使われなくなりましたね。一時期BL漫画家は自分たちの作品の内容を表現するのに「ぱふ」でよく使ってた気はするが。適切な気がしてしまうのはなぜだろう。


しかしこの一番最初の「オカマ」ですが、まだ使い道のある言葉のような気がするのは気のせいでしょうか。
「ぬいぐるみは見た!」の中の「かわいいひと」ですが、あの時はあれしかしっくり来る言葉は無かったように思います。
当時は「トランスジェンダー」という言葉を知らなかったから躊躇無く使った言葉でしたが、知ってたらあの場の表現をどうしていいかわからずいまだに発表してなかったかもしれません。物事なんでもタイミングですね。あの時のぬいぐるみの出迎えのニュアンスは、あれが最も伝わりやすい表現だったと思ってます*1
「ニューハーフ」でも「トランスジェンダー」でもなにか違うんです。わかってくれなくて結構ですが。個人的なこだわりですから。「トランスジェンダー」って、なにか重いものを背負ってる、と言ったら当事者に怒られるかな(でも彼ら彼女らの葛藤は生半可じゃないですからね。ちなみに今日は上記の理由で、視力回復手術が保険利くようになることを切実に願ったんだけど、GIDの当事者の一部が俗に言う転換手術を願うのはそれを上回る切実さだしさ。確かこれも保険利かないよね? それ考えるとこれもタダでやってくれるイギリスってにくったらしい)。
「ニューハーフ」て「めちゃくちゃキレイな、かつて男性だったお水のお姐さん」という意味があるからでしょうね。「前略ミルクハウス」の涼音ちゃんなんか「ニューハーフ」という言葉を使ってたわりに、「トップレベルのアマチュア女装者」というべき存在なんだけど(でもって女装は趣味でGID*2でもない女の子ダイスキ人なんだけど、ただ女の子に同化するのは上手かったから普通の男性とも違っていたかもしれない)。でもその種の店でバイトもしてたな。
今後小説を書くにあたってその種の言葉を使う方がニュアンスが伝わる場合、どうしよう。まあ、「レズ」は「ビアン」て言葉があるからそんな場面そうそうこないだろうけど。