「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

の思い出

ちなみに、岩井志麻子が旧姓で書いていた少女小説は、私は結構好きだったかも。ちゃんと買ったのは1冊だけなんだけど(金のない高校時代の話ですけん)、他の本に、不倫して妊娠した女子高生が出産する話とか、買った本は1人暮らししてるもとOLがいろんな男と付き合う(やっちゃう?)話とか。ペッサリーつけるシーンまで出てきたような気がする。あとは、年上の男とつきあう女の子が化粧の濃い声の大きい恋敵と戦う(だけじゃなかったと思うが)話とか。
今思うと、コバルト文庫でも、高校生が主人公の話も読んでたけど、22,3歳の女性(今の私の感覚だと「女の子」だけど)が主人公の話の方が好きで読んでたような。何かひねてるな。でもよその少女小説レーベルじゃそんな年齢の女主人公はいなかった気がする。みんな中学生か高校生。まれに小学生(花井愛子のにあった)。
だからね、「女子高生になりたかった少年」読んでて思ったのよ。
登場する女性キャラの中にあからさまにつくったようなメルヘンチックな名前のキャラクターが出てくるんだけど(それも2人。キャラクターは、2人とも同傾向で、主人公と違う時期に出会ってて、主人公の好きなタイプの女の子だものだから主人公は彼女たち両方を好きになる)、その名前が判明したとき「集英社コバルト文庫のジュニア小説に出てきそうな名前やなー」って感想を作中人物が述べるんだよな。
80年代前半、とはいえ、もう「クララ白書」とか「星へ行く船」とか出てた頃でしょ?
この感想は、半現役(マリみて読んでるから)読者としてちょっとイヤだなあ。