「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

[百合]

今日はゆりけっとだったのだけど、昨夜は、新刊「ガールフレンズ」を製本しながら、「百合こころ」さまをずうっと見ていました。
そしたら。去年の年末もおしづまった時期に「g×g」2005年版の感想レビューが書かれてあったわけです!
どーせあたしのはピックアップされてないんだろうな、と思いながら読んでたらピックアップされてて、これまたびっくり。
転載させていただきます。

●「GROWIN'UP SWEET 18」西山香世子・作
非常に、幼い印象の作品です。「百合」としても
今回のアンソロジーの中では低い方だと思います。
どこかの国の王女と、美容師の女の子の出会い
を描いているのですが、このカップリングは新鮮です。
確かに、幼いですが、こういう作品こそ期待したいです。

名前間違えないで書いてくださるとうれしかったな。
で、幼い……読んだ瞬間「下手だ」と受け止めたんですが(これは発表したりライターの仕事について書いたりするたびに下手だのなんだのとコメントつけられまくったせいだと思う)、冷静に見てみると何を言いたいのかわからないでもない。確かに幼いかも。何がそうさせたのだろう。私はかなりいい年なのだ。
百合度が低いのは認める。これは認める。まあ出会いの話だし?
で、カップリングが新鮮! と。
まあ確かに見たことないかも。
高貴な家柄の女の子と普通の女の子というのは結構百合の王道ですが、王女さまと仕事を持ってる女の子というのは確かに珍しいかも。
ちょっとは意識しました。
でも「期待したい」と?
何を期待したいのか、ティファとエルザに化ける予感を感じたのか、わかりませんが、期待にこたえてがんばって二人を書いていこうと思います。
最もこの話、裏のテーマとして、百合好きに背を向けられそうなテーマがあるので、あれですが。リノの存在がその伏線として出ているような。


これをゆりけっと前夜に知ったのは、なにかの運命かも。


睡眠時間4時間で6時過ぎに起きる。
もう少し寝ていたかったが、身支度をして、おでかけ。
蒲田駅から結構歩きましたが、余裕で着きました。まだ誰もいなかった。
そのうちサークル入場時間終了が迫ってきて、お隣のあこがれの方がいらしてないのに気づく。
いらっしゃらないかと思ってハラハラしました。
そしてその方はとても人気でした。
早いうちに無料配布本をいただき、最近石田衣良にはまっているというので、「池袋ウエストゲートパーク」本を進呈させていただきました。編集を雪崩六郎くんがやったので、すごく素敵な本にできています。パロディでは一番自信ある。表紙もカッコいいと言われたことあるし。
早々に持ってきた在庫が売り切れてしまい、帰ってしまわれたのがすごく寂しかったです。
帰りにお茶できるかもしれないと思ってとっても楽しみにしてたのに。

という話を帰って家族にしたら「お隣はなんで早く売り切れて自分は残ってるのか考えてみたら」と私の気持ちとは見当違いなことを言われてしまいました。
でもあちらは漫画、こっちは小説だもん、勝負にならないわよ。同人誌というのは漫画が強いのよ。
弟は「あんた同じ趣味の絵描きさんと組んでみたら? あんたが原作で漫画描いてもらって」というが、自分の漫画描くので忙しいってのみんな!
オリジナルでやってる方って、継続してやってることと、きれいなイラストを表紙にあしらってることが印象的です。
わたしもたまにやってるのよ。表紙描いてもらって。

誰ともお茶しないまま蒲田駅まで歩いていたら事務所から電話がかかってきて、事務所に行って帰ってきたのですが。

お買い上げくださった方、お話してくださった方、いろいろくださった方、誠にありがとうございました。
いつもと違っていらっしゃる方の9割が男性でしたが、楽しかったです。
これからもがんばります。

イラスト描いてくださる方、編集してくれる方いないかなあ。
「陽だまりの午後」(オリジナル展示室にあります)の玲菜ちゃん、欲しいよー。