「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

横浜市立大学エクステンション講座「人は何故物語るのか」第1回

パスワードは手を付けていないのはもうなさそうなので、では、とこちらを書きます。
それは、「ちはやふる」の末次由紀先生のRTしたツイートでした。今回のことを知ったのは。
今回は運良く行けることになりました。
でこの講座。末次先生が大学時代に取ってたゼミの関係だそうです。
第1回の講義も、そのゼミの先生の後輩で、今年デビューしたライトノベル作家さん。
如月新一さんとおっしゃる方です。
今回は「物語の作られ方;物語文法と創作の過程」というテーマ。
まあ、「小説が出来上がる過程:如月さんの場合」ですね。
主催者サイドの長谷川真理先生とおっしゃったかな、女性がまずごあいさつ。

如月さん、最初は緊張されてましたが、最終的にはよどみなく話されてました。
最初に「sli.do」というサイトに行くよう促されますが、私は講義終盤まで入り方がつかめず、交流する機会を逸したような気がします、それは残念。登録もしないで書き込めるのに。

さて、最初は「なぜ小説家になったのか」から。
若い時からちょこちょこ最終選考に残ってらしたそうです。
まだお若いんだこの方。

そして小説の書き方。というか作り方です。
1.プロット
2.原稿を実際に書く
3.推敲・修正(編集さん校閲さんからの編集)
4.完成  大雑把にはこんな過程。

プロットですが、如月さんの初著のノートのメモ書きをパワポで見せていただきました。
この時は8ページしかなかったんですって!
キャラクターに関しては、「ジョジョ」の荒木飛呂彦先生のように「履歴書」もつくるとかで、その履歴書のテンプレもパワポになってました。でも今やってる荒木飛呂彦展で見ると、すごいケースだと「性別:不明」なんてキャラもいたくらい、埋まってないところも多かったそうです。ストーリ上重要なところは埋まってますが。
「面白いということはどういうことか」とも語ってらっしゃいました。
「感動する」とは「心が動く」こと。
「共感」と「続きが気になる」を入れることと言ってたね。
まずはアイデア

1.欲望MAXで(もしも○○だったら)
2.自分の経験をベースに
3.物語のアレンジ→既存の作品の。自分だったらここをこうするなあ、というのもありなんだそうです。勇気出ます。
これは、成功例を見て加えたことがオリジナリティ。
曲を聴いてインスピレーションが湧いたり。

創作でよく出てくるテーマとは「この話はなんのことなの?」の答えがテーマ。

如月さんはテーマを決めてキャラクターを決める、そうです。テーマには2つのパターンがある。大事なのは2つのバランスだとか。
才能とは何か、なんて、天才型と努力型のキャラクターを立てても表現できるよね。
キャラクターの作り方は、以前小池一夫劇画村塾で聞いた講義と似てたかも。キャラクターに目的や動機を持たせるとかね
これは普遍的なのね。
ドラマとは何か? などなど。あんまり書くと大学サイドから何か言われそうなので、このあたり省略。
で、あらすじを書いて終わり。
お題は「教師が起こした事件」。
私は、化学教師が不思議な魅力のある女生徒と過ちを起こしたところ、化学実験室で薬がこぼれてタイムスリップしてしまったというイントロを書きました。


早めに終わったので、sil.do を覗くといっぱい書き込みがあり、中に、受講者同士で語り合いたかったですという意見を見つけました。私はこの講義で新たな創作仲間を得られたらな、とも思って行ってたので、これは次回に期待ですかね。
足りないところは後でノート見て携帯で補います。

出羽。


冒頭さわりに、劇画村塾セミナーのことも少し書いてあるエントリです。
kayoco.hatenablog.com