「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

集英社少女まんがアーカイブですが。
今回は集英社少女漫画の巨人・一条ゆかり先生の出番でございます。

2回目かあ、ひとおらんのかなあ、とか意地悪いことを思ってしまいますが、取り上げるのが「女ともだち」と知って嬉しくなりました。比較的リアルタイムで読んでいて単行本も買ってた記憶があるせいでしょうか、一条作品で好きなの3本あげろと言われたらこれは絶対入れます、という作品だったりします。有閑倶楽部嫌いじゃないんですが、刊行点数多くて80年代の中学生にゃコンプリートできんかったの。

記事自体は、「プライド」の映画化とのタイアップ記事というのが見え見えなのでw、次回に譲る感じですが、ピックアップされてるだけで嬉しいですなあ。

これはね、恋愛はけっこう二の次じゃないかとさえ思うお話。女同士の友情と親子の関係の方が読んでて面白い。というか、それなくして恋が成りたたんところさえあると思う(菜乃が知臣を意識し始めるのって確か、彼が彼女の出生の秘密を知って、それをフォローしてあげるシーンだったはずだから*1)。
この知臣と、義父との関係が良いんだよね。「ばかもの、当たり前だ」ってシーン、大好き。実母が最後に言う台詞も好きだけど。

菜乃の実母の瑶子さんと留美子さんの関係ももちろん好きですが。
さすがにこのふたりをメインにしてはりぼんではもちろん無理だけど、でも、どこでもメインでは描きにくそうな気もするのよね。

そういえばこの作品って、確か2006年11月に取り上げたんだよね。その時と、あまり変わってない内容のうな気もします(滝汗

*1:違ってたらごめんなさい。読み返して違ってたら書き直しますので