「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「鬼滅の刃」感想とネタといろいろTwitter転載含む

とうとう読破しました。

令和に入ったくらいから、炭治郎という名前がTLに流れてきたり、弟が読んでたりしてたんですよ。弟が揃えてて読めばと言われたけど、体調悪かったんでやめてた。
そして令和2年になったら、町支寛二さんが「禰󠄀豆子ーー!!!」と叫んだり、毎日鬼滅の刃の男女カップルの話や絵がTLに流れてくるんですよ!!! おかげで「おばみつ」というカップリングがあることと、甘露寺蜜璃ちゃんの名前は覚えてしまいました。なので読んでても彼女を気にしていました。煉しの、も覚えたかな。
挙句こんなことを思いつきました。

昨年の「今年の漢字」が「密」でしたよね。
で、蜜じゃないよ密ですよ、と言ってた人がいたの。
それで私は「鬼滅の刃すきなひとにもそれ言わなきゃね」とレスしたと。
弟がちょっと吹いたくらいでイマイチ受けてないんですが、今後どうなるかな。

最初6月? に3冊読んで、銀英伝読まなきゃいけなかったので放置してたんですよ。「平安あや解き草紙」シリーズにもハマっちゃうし。
その間に柱合会議のパロディを複数見て(だから6巻で本物を見た時はこれかー!!! だった)
で、昨年末から再開しました。
その3冊の内容は忘れたせいで、後で出てくる義勇さんの同期がわからない。不死川弟もわからなかった。

意外な人が劇場版見に行ってたみたいですね。

「炎」はレコ大取っちゃうし。

7月には、

鬼滅の刃の根に? 某有名少女漫画があると書いた記事を読んでから多分ふた月後の昨日かおととい。

会津里花ちゃんに教わってエドガーのWikipedia読んでたら掴んだ気がした。
ドミノが一気に倒れる感じ。
たまにそういう、頭の中でドミノが一気に倒れる感じがあるんだよ。

なんてこともあった。

山下達郎が読んだとも言ってたな。

そして、みんな大好き禰󠄀豆子さんはまず、脚が色っぽいな、と(マテ

再開して、まず治療パートで。
怪我人を治療する設備とか、剣士をフォローする体制とかはとてもしっかりしてた。

煉獄さんの死もきましたが。

修行パートと治療パートも楽しく読めます。

7巻は、炭治郎を起こす禰󠄀豆子かわいー、とか。

湯治? に行ったら蜜璃ちゃんに会った。

あの髪の色は、桜餅の食べ過ぎとのことでしたが、それを言ったら、小学生時代にみかんを食べ過ぎてた私や私の母の髪がオレンジ色でも通る理屈ですよこれ。よほどたくさん食べたのかな。
この人は1番、大正と2010年代が混在してる人のように思えました。
隊服はどう見ても平成以降でしょ。
この頃まだ女性のムネが性的だと日本人の多くが気づいてなかったという記憶なので。
しかしそんなムネ開いた服で、湯治先で仲間をハグしまくってたら大変だと思うですよ。ぬーどもあったし汗
お色気担当しつつ、ちゃんと闘ってて、あんまり肩肘張ってない普通の女の子、という感じでしたね。

そんでもって、この作品を読んで改めて、私には少年漫画の原作は無理だ、と感じました。闘うキャラの数✖️1人頭10個くらい技考えて、適切な場面で使わなきゃいかんなんて、難し過ぎるよ先生……

15巻まで読んだ時点では、伊黒さんが炭治郎に冷たいのは蜜璃ちゃんを巡るヤキモチ? と取れるシーンが(伊黒さんの方が蜜璃ちゃんのこと好きだよなと思ってた)。あと不死川兄弟や義勇さん周りも、二次創作のネタになりそうな話題がふんだんにある巻だった、という感想。義勇さんの死んだ同期のこと忘れててマズイ。あとお館様とても良い方なので死なないで欲しいな、とか思ってたみたいです。

しのぶさんは、例の体重を話に出した時、背低いんだな、大正を生きてる人ならありうるなと思った(先日読んでた銀婚式物語で、女主人公のお母さんの身長が142センチとかで忘れられないので、

銀河英雄伝説

あれ? 銀英伝の感想、こっちにあげてない、何故そうなったんだっけ?

とりあえず転載します。
これが私が思った全てではないのですがね。

ツイートの転載がほとんどなんですが、これを記事にしてみたいと思います。途中まではてなに書いたものも転載して再編集します。ネタバレが激しいので未読の方は読んでから読まれることを推奨いたします。

一昨年BSかなんかで放送された再アニメ化作品が、4月からEテレで放送されててそれを見るところから始まりました。で、コロナで待たされた再開図書館で借りたと。約5ヶ月かかりました。

作品タイトルと数人のキャラクターの名前は知ってたんですのよ。

読んだらとお勧めくださる知人も複数いましたしね。

世代的には、今回が初見と言ったら驚かれる世代ですもの。
Wikipediaや口コミ情報も入れます。
序章は教科書みたい、とか苦笑
あのキャラは何巻で死ぬ、とかね。

戦闘シーンにおける化学的な地の文が続くページはなかなか進みません。



逆に会話シーン、特に対決なシーンはセリフを読み上げてしまう苦笑
セリフ回しが独特で、やられます。

ラインハルトとキルヒアイスユリアンとヤン、ロイエンタールとミッターマイヤーといったあたりは同人誌出るのも納得だな。
ヤンの上司や先輩、キルヒアイスユリアン、ヤン、フレデリカ、ヒルダという具合に好きなキャラも多いです。ジェシカもっと見たかったな。

ラインハルトとオーベルシュタイン、特に後者は嫌い。余計なことしたから、キルヒアイスが早く死んだんじゃないの。いいひとねって、作中作外問わず思われてただろうに。巻が進むと、キルヒアイスの元部下がオーベルシュタインを嫌ってる描写が出てきて嬉しかった(マテ


あと、イゼルローンを落としてからの同盟内部の浮き足立ちようと、ネタバレで知った同盟が辿る運命を考えると、辛い読書になるかもしれない→必死で駆け足で読んでたのでそこまで感情的にはならなかった。浮足立って立てた詰めの甘過ぎる作戦立てたフォーク准将は、とても不様でした。作品通して1番では。
イゼルローンの前の、ヤンの官舎を襲う奴らのネトウヨっぷりに驚いた。そんなのが1982年に書かれていたなんて!
読んだのが今で良かったと思ってます。

ヤンのことを不敗の魔術師と言うけど、すごいのはわかるけど帝国と差はついてるのかな。あと、上り詰めたラインハルトと違ってヤンは苦労が多いな。
立場の弱い同盟を応援する気持ちで読んでいる自分がいます。

けっこうツイートしてるので、パソコンさんが余命短そうなのであいふぉんさん使って転載します。

終盤に至るにつれて、1600年も先の話なのに医学の進歩どうなっとるんじゃ、と思わされる病名が出て来る。インフルエンザ、脳腫瘍、親不知……
その脳腫瘍にかかったのは陰謀を企む連中で唯一割と好きだったルビンスキー。捕まって良かったけど(オーベルシュタインがこの人捕まえた手段の執念深さには恐れ入った)

オーベルシュタインの草刈りという言葉の意味がわかった時は嫌な感じしましたよ。そこでビッテンフェルトがあーなってしまう……両成敗か、ビッテンフェルトに味方してましたね。

紅茶にブランデー、というヤンのドリンクの飲み方、真似した奴が昔大量に出たんだろうなあ(そういうクチの可能性があるマンレポか何かを昔読んだことがあったので、ノイエみはじめてから、あーこれか! と腑に落ちてるの。ちなみにその御仁、健康に悪いとも言ってた記憶)

作品内の歴史の話と同列に、これキリストとユダだろ、て話が書かれてるから銀河英雄伝説はいいぞ

提督という言葉が艦これ用語というのがまだ頭に残っている(銀英伝で頻出する)ので、読むと変な気持ちになっていた。
ガンダムW好きなあの人とかあの人とか読まないかな。

これも銀英伝を読んだことで生まれた発想なんだけど、恋愛そのものにも質の良し悪しがあるんではないかな。物語られる恋愛はその良し悪しがはっきりしているような気がする。恋のから騒ぎで語られてたような二股かけられたとかその出会いは悪しに入るのかな。

アルテミスの首飾りってキレイな名前だな

艦隊戦含めた戦闘シーンにはいつまでも慣れませんでした。読むの遅かった。ユリアンの初陣のあたりとか特に。

だんだん誤字も、一冊につき3個くらい見つけるようになる

銀河英雄伝説は、小気味いいセリフが続いてるときは読んでて楽しい。声に出して言いたいセリフがいっぱい。

しかし、敵国侵略を考えついた士官学校で首位だった奴=フォークのこと、不様だったなあ。この先作品長いけど、これほど不様なやつは出てこないのでは……これはだいたいその通りかな

同盟の肩を持ってましたから、5巻でああなったのはショックでした。あの時だけはヒルダ余計なことしてからに、という気持ちになった。その後の6巻は先日炎上したヤンとフレデリカの新婚生活なんだけど、これの最適解はヤンも料理に挑戦してみる、なんだろうなあ。まあ、少なすぎる女性をお色気要員にはしてないけど、みんな誰かの彼女か奥さんになっちゃうからなあ。そして未亡人になる人も出る。

ヒルダは、抵抗勢力のオヤジどもからは小娘とか無力とか、正当に評価されてないなあ。ミソジニーが出てるわね。

しかし、堅苦しい言葉でも生々しさが表現できるんだなあ、と驚いたのも銀河英雄伝説


英伝Wikipediaを見たことを後悔する事案発生。見て情報を頭に入れてなければ知らずに驚いていたであろう箇所をさっき読んだので。というのはどこかというと、カリンがシェーンコップの隠し子だと明かされるシーン。それを受けて父親が彼女の名前聞いた際に「美人なら俺の娘だ、そうでないなら同姓同名の赤の他人だ」と言った時、とても嫌だと思った。娘が美人で親は何の得があるんだろう? アンネローゼを売ったみたいの以外で。

ポプランとイワン・コーネフの漫才はもっと聞きたいと思ったらすぐコーネフが死んじゃって悲しかったです。従兄弟と会えなかったし。ポリス・コーネフとヤンの再会もめっさ楽しみにしてたけどずいぶん引っ張られたものですし。


ポプランが、平和な時代なら幼稚園の先生になってたのでは、という記述で思い出したのはキスよりも早くの龍先生なんだけど、2006年以前に銀英伝読んでたら逆の連想をしただろうな。しかし、作品を読んでキャラを理解するのに他作品のキャラを持ち出すのは、まずいかな?


重複してる箇所もありますねすみません。

銀婚式物語

新井素子強化月間のラストに来ました。
重そうな話は今回やめました。心身が本当に回復して辛い話を読んで大丈夫だと思えたら読もうと思います。

さて、これの前に「ダイエット物語……ただし猫」を読みまして、先にこっちを読むべきだったと思い、分厚いソフトカバーを手にしました。
この夫婦、変わらないなあ。で、表紙イラストがさべあのまさんてところに懐かしさをそそられた方いるんじゃない?(うちの結婚新婚物語の表紙は沢口靖子なんですが)

出るところには服装を整えて行かないときちんと扱って貰えない、という話もあり。
家事のこと、健康のことと不妊治療のこと、40代で「ヒカルの碁」を読んでハマって持った趣味・囲碁に関する話、かなりの割合を占める、少し前話題になった家のこと、太陽光発電とIHヒーターのこと……新井さんと夫さんの25年間を下敷きに? 展開されていきます。
長時間勤務って不妊の原因じゃないかと思った。

でも新井さん、新婚当時の雑誌インタビューで、家に入れるのは中学生以上、みたいなこと述べてるんですよ。
だから陽子さんの、子供が3人いる設定の夢はフィクションかな? とも思ってしまう。どこら辺がノンフィクションなのか……あ! 家事の話で、陽子さんが女流作家と食事か掃除か議論するって話のヒントは対氷室冴子かと思った。「氷室さん、飢え死にするよ」「素子ちゃん、ホコリで死ぬよ」って見出し、はっきり思い出せたもの。
この議論……いや対談は、氷室冴子先生の「ガールフレンズ」という本でも読めました。初出の雑誌を見たことがあるかもしれません。

で、料理できると掃除ダメ、掃除できる奴は料理がダメ、な話は、前者のタイプの人間が1人相互だったことがあるな。後者は……私の知人では彼氏と弟だろうか。本の中では女性に限ってたけど。
でも両方できるひと、いるんだよなあ
私はせめてお料理の腕を磨くよう頑張ろう

始まりと終盤は、惚気でした。
なんか、金婚式を迎えたらまた出番があるらしいので、新井先生の長寿をお祈りしとこうと思います。
この本出たの、もう10年前なのね。
私は、こちらの夫婦が銀婚式を迎えた年齢になってやっといちゃいちゃしている体たらく。
うちも早く結婚して、銀婚式とか言いたいかなー。

あけましておめでとうございます

皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年中のご愛顧、ありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。

なお、今年やりたいことは31日付け日記に書いたので、それを達成したら2月とかにまた書きます。

大晦日に

晦日の午後8時半に紅白を見ながら、スパムにしたいメッセージを発見するのも嫌なものですな。

さて、皆さん酷い年だったらしい今年ですが、本格社会復帰の足掛かりになる年にはできたと思います。

とりあえず冬休み? の間に鬼滅の刃を読んで、それと並行しながら、ANGEL ATTACK を書き終えたいです。2月7日のwebのフリージャンル男女オンリーに間に合わせなきゃ。
2月以降の目標はAA書き終わってから考える!

あと、来年は、握力腕力をつけたいと思います。母や弟が私より楽に掃除をしているように見える理由がそこにあるようなので(私が力入れて擦っても取れない汚れが、母は大雑把に拭いても汚れが取れるように見えたので)。
今日、なんかの際に母が、私について、なんでこんなに力無いの? と言ってたので、今後暮らす上で意味はあると思うから。

2020年もご愛顧いただき誠にありがとうございました。
2021年もよろしくお願いします。

あ、友人各位に。
年賀状投函したの30日の夕方ですすみません苦笑

by 西山香葉子a.k.aべにすずめ

「平安あや解き草紙」シリーズ

読書も原稿も書けなかった昨年とはうって変わり、5月から本が読めるようになって、積み本も何冊か崩せたし、図書館で新しく読んだ本もかなりありました。病気がなければ借りた本持ち歩いて読めるんだけどね。

その中で、今年出会った中で夢中になれる! 推せる本を今回は紹介します(銀河英雄伝説も推せるけど、32年も前に完結してるではないですか。これからリアルに追えるのがイイよ)

「平安あや解き草紙」というシリーズです!

きっかけはTwitterだったんですわ。
今年7月に、集英社オレンジ文庫のプロモーションツイートが流れてきたと。
半分の年齢の帝に求愛されてる嫁き遅れ……面白そうと思い、まずは図書館で借りようと予約しようとしたらうちの市の図書館にはないらしい。
も少し都会な市の図書館から借りてくれた。こうなると延長ができないので、確か銀英伝放り出して1冊は読み始めたんだと思います。
理由があって婚期を逃した姫が、年齢が己の半分の帝に入内を迫られ、妥協点として尚侍として後宮に入ったところ、季節折々の行事に伴い騒ぎが絶えず……と言った具合。
帝の入内要請を断り続ける理由は、先の東宮への入内が立ち消えになった後で付き合った男性がいたから。
帝を説得してもらおうと仲の良い斎院の元を訪れると、元恋人は斎院の弟だものだから、10年ぶりに再会してしまい……

既刊5冊を全部読んで今、人物相関図が欲しくなっております苦笑
あと、諱が、漢字も読みも難しい。時々数ページ前に戻りながら読みました。なので元恋人の名前書けないなマテ 髙ともまた違うよねこの字。女人の名前は女房の名前には今に通ずるのもいるけど(千草とかね)、伊子と書いてかのこと読ませる主人公は古風。みんな大体読みづらい。
平安時代には詳しくないので、まっさらな気持ちで読めています。大君というのは知ってたかな。氷室冴子先生の作品と、田辺聖子先生、あさきゆめみし、かな(桜姫華伝も揃えたいんだけどね)
宮中行事、とても調べて書いてらっしゃるなと思いましたが。この小説、平安クラスタの間ではどうなっているのだろう?
元恋人との仲もまたしっくり行くようになって(4冊目のラストって、アレだよね?)、危険な宿敵が出てきてバトル方面にも楽しみです。
あと、とても大事なのが、女人の扱いに対して怒るところは怒っていること。フェミニズムな小説でもあると思うな。だから私のTLに現れたのね。年増の自虐が過ぎて聞き苦しいが、それは作中人物が否定してくれるし。
追記あったら追記します。
久々の少女小説、大当たりだなあ。


平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~ (集英社オレンジ文庫)